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カラカラと鈴が鳴る。
良い音が出ない。
紋章が見せる記憶を手繰り寄せた。
千切れ千切れの断片を繋ぎ合わせる。
キミが笑っているのは、何故?
キミが笑いかけてるのは、誰?
幸せや喜びを感じるキミがいた。
遠い遠い、昔の記憶。
一人になったボク。
がらんどうの体に、干からびた心の、丸い塊が残る。
必死に揺さぶり、鳴らそうとしても。
響かない、・・・・・・カラカラ。
乾いてる。
キミが嬉しいから、ボクも嬉しくなった。
キミの思い出の中で、ボクも笑った。
一緒に、・・・・・・キミと一緒に。
キミを笑わせているのは、誰?
キミの隣にいるのは、誰?
カレは今、何処?
(この海で、また、会おう)
再会の海で出会ったカレは、全くの別人だった。
ボクは。
キミの紋章の宿主を探していたんだ。
ボクも。
キミの紋章の宿主を探していたんだ。
カラカラと鈴が鳴る。
記憶のよすがにすがって。
END
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